携帯サイトとは、ズバリ、「携帯電話で見られるホームページのこと」です。
携帯の電波が届く場所であるなら、24時間365日いつでも閲覧することができます。
基本的な作り方はパソコン用のサイトと同じですが、携帯サイトは、携帯電話の小さな画面でもストレスなく見られるように作られています。
画面が小さい分、パソコンに比べると、画像よりも文字ベースの情報がメインとなります。
24時間、365日見られるしくみも、携帯サイトはパソコン用のサイトと同じです。
サイトを構成するデータ(画像や文章など)はすべて「Web(ウェブ)サーバ※1」と呼ばれる高性能なコンピュータの中に入っています。私たちは好きな時間にWebサーバにアクセスして、見たいページを見ているんですね。
※1 Webサーバ:読み方「うぇぶさーば」 「Web(うぇぶ)」とは簡単に言ってしまうと、ホームページやブログのこと。そして「サーバ」というのは「召使い」という意味です。つまり「Webサーバ」とは、「ホームページ係の召使いマシン」のことなんです。
この召使いマシンはとっても働き者で、24時間365日文句ひとついわず働き続けます。常に「インターネット公開中」の状態を保っていてくれるので、私たちは好きなときに好きなサイトを見ることができるのです。
では続いて、携帯サイトは、一般的なパソコンのサイト(ホームページ)と何が違うのかについて、お話します。
携帯サイトを作る際には、伝えたい情報をきちんとを厳選して、大事なことだけをサイトに載せることをおすすめします。
なぜなら、パソコンと携帯電話では「画面の大きさ」が違うため、伝えられる情報量が少ないからです。
最近では画面の大きい携帯電話も出てきていますが、平均的には横4〜5cm、縦7〜8cm程度の小さな液晶画面でホームページを見ることになります。
右の図をご覧下さい。一般的なパソコンと携帯電話の画面を比べたものです。
実際にはこんなにサイズが違うんですね。
画面のサイズが小さいということは、一度に表示できる文字数も限られますし、大きな画像も表示することもできません。つまり、パソコンに比べて携帯電話は、一度に表示できる情報量がかなり少ないということです。
また、たとえたくさんの情報を公開したとしても、携帯電話からでは見づらいので、なかなか全部を見てもらうことは難しいもの。
従って「どんな情報を見せるか」を厳選していく必要があります。
携帯電話はパソコンのように、マウスとキーボードがあるわけではないので、基本的に携帯電話で複雑な操作をするのは難しいです。
携帯電話の「ボタン」をキーボードやマウスの替わりに使うので、「ボタン一押し」でできるような、単純な操作性を考えることが大切です。
携帯電話の基本は御理解いただけましたか? それでは続いて、携帯サイトを持つ「メリット」についてお話します。さて、携帯電話を持っていると、どんな「良いこと」があるのでしょうか?!
「うちの会社は携帯サイトをどんな風に使うのが一番いいんだろう?」
「サービスの内容をもう少し詳しく知りたい、よく分からない」
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